ルオー礼拝堂
美しい白樺林に囲まれたルオー礼拝堂
ジョルジュ・ルオー （1871-1958） 20世紀最大の宗教画家と言われるフランスの画家ルオーは、マティスやマルケらと共にギュスターヴ・モローに学び、のち画商ヴォラールに見いだされて主としてキリストや聖書風景を描きました。版画の代表作「ミセレーレ」をはじめとして「受難（パッシオン）」など、厳粛な宗教感のにじみでた数々の重厚な作品を残していますが、清春白樺美術館は世界有数の優れたルオーコレクションを所蔵しています。「自分の宗教感情のままにキリストの顔を描いた真の宗教画家」と言われるルオーの代表作「聖顔」をはじめとして、聖書風景、道化師など、ルオー絵画の全貌を伝える数々の作品は、訪れる人々に深い感銘を与えています。
ジョルジュ・ルオー （1871-1958）
20世紀最大の宗教画家と言われるフランスの画家ルオーは、マティスやマルケらと共にギュスターヴ・モローに学び、のち画商ヴォラールに見いだされて主としてキリストや聖書風景を描きました。版画の代表作「ミセレーレ」をはじめとして「受難（パッシオン）」など、厳粛な宗教感のにじみでた数々の重厚な作品を残していますが、清春白樺美術館は世界有数の優れたルオーコレクションを所蔵しています。「自分の宗教感情のままにキリストの顔を描いた真の宗教画家」と言われるルオーの代表作「聖顔」をはじめとして、聖書風景、道化師など、ルオー絵画の全貌を伝える数々の作品は、訪れる人々に深い感銘を与えています。
敬虔なカトリック教徒として、ルオーは常にキリストの姿を凝視し、神への祈りを捧げていました。彼が朝夕祈り続けたキリストの十字架像（17世紀の木製。彩色はルオー自身による）を正面に架け、入口上部には彼自身の手になるステンドグラス（「装飾的な花」）を設けたこの礼拝堂は、ルオーを記念して献堂されたものです。堂内にはパイプオルガンが設置されています。
